アウェイクヒーローズの世界

23XX年、世界は「覚醒」の力を中心に「覚醒大戦」の嵐に包まれていた。

神話の再臨:アウェイクヒーローズ

「覚醒」――それは神々と結ばれた者が振るう、人知を超えた力。 遥かな古より、人は神々の息吹と共鳴してきた。その力に目覚めし者は、ある時は魔女や怪物、またある時は超人や陰陽師として、歴史にその影を刻んできた。

己の使命と、神々の意志。その狭間で激しく揺れ動く世界。 これは、「覚醒」という宿命を手にした者たちが紡ぐ、戦いと希望の物語。

①氷の国:ゼレウス

氷の天使を宿す女王ゼレア。その絶大なる魔力に守護された、魔法文明の大国。 彼女は「覚醒の誓い」により、自らの魂を天使へと捧げていた。闘争を愛する天使は女王の肉体を奪い、世界を戦乱の嵐へと突き落とす。だが、ゼレアの奥底に眠る僅かな「人の心」が、今も天使の暴走を辛うじて繋ぎ止めていた。

②侍の国:カタナ

剛勇なる将軍・怒龍が率いる、武士道の国。八百万の神や妖怪をその身に宿し、万物と共生する彼らは、気高き精神で神の加護を導く。大戦の元凶たるゼレウスを断罪すべく、義のために刃を抜いた侍たちの戦いが今、幕を開ける。

③機械の国:エリアG-16

ゼレウスとカタナ。二国に挟まれた死の大地は、今や機械の墓場『エリアG-16』と呼ばれていた。

そこにあるのは、滅びた文明の亡霊たち。主を失った鋼鉄の巨兵に、行き場を失った神々の魂が憑依した。鉄と油の肉体を得た異形の怪物たちは、侵入者を無慈悲に蹂躙し、静かにその版図を広げ続けている。

最深部の司令塔デスサイトは、虚空へ向けて冷徹なノイズを放ち続ける。 「全テノ侵入者ヲ、破壊。……主、未ダ確認デキズ」

④ヒーローが支配する国:アメルダ

繁栄を極めた大都市の残骸。そこは今、伝説の英雄オリジンが絶対的な力で君臨する帝国、アメルダと化していた。

かつて正義の象徴であった彼らは、その強大さを恐れた旧政府により、地下深くへと幽閉されていた。果てなき闇の中、孤独だけが英雄たちの高潔な魂を蝕んでいく。

氷の天使の呼び声に導かれ、永い眠りから目覚めた彼らの瞳。そこにはもう正義の面影はなく、ただ紫色に揺らめく、凄絶な「復讐の炎」だけが宿っていた。

⑤ヒーローを打倒する者達:ネオライズ

アメルダの暴虐に抗う叛逆の牙、ネオライズ。 英雄たちに故郷を焼かれた生存者たちは、古代科学の遺産と「覚醒」の力を融合させ、漆黒の支配に反旗を翻した。 その身を機械と化した「機神」は、人と造り物が溶け合った新人類の姿。若き希望の旗印、アカリと共に彼らは進む。 「正義」を騙る復讐者を討ち、明日を掴むため。彼らは今、生存を賭けた鋭き牙を剥く。

⑥大自然の守護者:フォレスタ

争いの火種が燻る中、大いなる自然もまた、沈黙を破った。大自然の守護者「フォレスタ」。森羅万象の神々が集うその楽園は、自然を冒涜する機械や、理を歪める復讐者たちを見つめる。その深き森の奥から優しく愛情に満ちた息吹が吹いていた。
森の長である猫神は常にエイミーという少女と共にいる。少女は赤子の時から猫神に育てられ、人でありながら神の力を持ち獣達を癒している。「私たちがこの争いを浄化しようね、猫ちゃん」

それぞれの正義を胸に、神の力を宿した者たちがぶつかり合う。これは、人が神となり、神が人を喰らう時代の物語。

「覚醒大戦」の火蓋は、今、切って落とされた。